スパークプラグのおはなし Part2
2009年07月08日 スパークプラグのおはなし Part2
今日はスパークプラグの交換時期についてです。交換時期は走行条件により大きく変化します。耐久性の高いもので10万kmくらいです。スパークプラグは火花を飛ばすと電極が消耗しますのでエンジンの常用回転速度が高くなる(火花を飛ばす回数が多くなる)軽自動車やバイクでは寿命が短くなるわけです。
ある展示会で私がスパークプラグ屋さんに質問しました。
私「白金プラグの寿命はどのくらいですか?10万km無交換とされていますが10万km走行したプラグと新品のプラグで同じ性能ですか?もっと早めに交換したほうが良いのではないのでしょうか?」
プラグ屋さん「もちろん新品の方が性能は良いです。出来ることなら常に新品がベストです。10万kmとは言わず2千kmとか5千kmで交換していただきたい。しかし、10万km無交換といっている車は整備性も悪くプラグの交換に工賃もかかります。プラグ自体も高いです。よって、懐具合(お金)も関係するので10万kmまでは必要とされる性能はありますので大丈夫です。でも、懐具合(お金)が許せば10万kmといわず早めに交換して下さい。」
プラグ屋さんにとって、製品に対する自信と販売促進の両面から考えると答えづらい質問だったのではと思います。説明してくださった方ありがとうございました。(担当 茂木)
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